最近テレビやネット等で『ゴースト血管』という言葉を目にしたことはありませんか?
ゴースト血管”とは、血液が流れなくなった毛細血管で、その状態が続くといずれ消えてしまいます。
毛細血管は見ることが難しいほど細い血管ですが、実は地球2周半ほどの長さがあり、全身の血管95%がこの毛細血管なのです。
年齢とともに短くなる毛細血管ですが、20代でも毛細血管がゴースト化している人もいます。
毛細血管には隙間があり、その隙間から血液成分が微量に漏れ出すことで周辺の細胞に酸素や栄養を届けています。そのため、毛細血管がゴースト化してしまうと、酸素や栄養を絶たれた細胞が死に、健康や美容に重大な問題を引き起こすリスクが高くなります。
最近ではゴースト血管が認知症や骨粗しょう症のリスクを高めることも研究で分かってきたのです。